嬉しい拍手コメント有り難うございますvv
明日……脳みそがヒートしていない時間にお返事させてくださいませっ!
んでもってすっげー久しぶりに地獄童子と戸田のやりとり笑
さり気なくVS夢子ちゃん再びも入ってます笑
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「っ秋です!」
「……知ってます」
「読書の秋も良いけれど! 秋と言えば食欲の秋っ!」
「―――……そうですね」
「栗! 梨! 葡萄! 柿!」
「―――……」
「タケノコ! 鮭! 松茸!」
「……ウチにねーぞんな高級なモン……」
「秋刀魚! 薩摩芋! 銀杏!」
「いやだから……一体何なんだよ」
「椎茸! 無花果! ……どんぐりっ!」
「ってどんぐり食うのかお前。時代錯誤してるぞ」
「バカ野郎! ドングリのクッキーってめちゃくちゃ美味いんだぞ! 幽子だって絶賛してたぜ!」
「別にどうでも良いけど……それで何? 僕に何の用?」
「……お嬢はいないのか……」
「猫娘の手料理を期待して来たならご愁傷様だね。……今、まあ、色々あって……」
「て、てめっ……またケンカしやがったなお前ら!?」
「煩い! お前に何で責められなくちゃならないんだよっ。言っておくが僕は何も悪くない。素直じゃない猫娘が悪いんだ。そうです。猫娘が悪いんです」
「どっちが悪いとか関係ねぇ……! 何の為にわざわざ地獄から現世にやって来てると思ってんだよ!? 地獄で味わえない秋の味覚を味わいに来たんじゃねぇかこの野郎!」
「わざわざそんな事の為に禁忌犯してまで現世来るなこの穀潰し! 帰れ! 地獄に帰れ!!」
「冥土の土産を受け取るまでは帰られねぇ……幽子に約束したんだ……! お嬢のスペシャルマロンシャンテリーを必ずゲットしてくるって……!」
「ちょ……待て“まろんしゃんてりー”なんて僕だって食ったこと無いぞ!? 何だその横文字!? どこで手に入れた情報だコラ!?」
「……え、あの例の、人間の女の子」
「ゆ・め・こっちゃんっ……!!」
「そうそうそのユメコちゃん。前偶然会った時にお嬢と今度一緒に作るって張り切ってたぜ」
「……初耳です」
「だろうな~。そのユメコちゃん、大層嬉しそうに『鬼太郎さんには内緒なの。後でじっくり悔しがる様を見届けたいから』って言ってたぜ。可愛い顔して女って怖ええな~……」
「あのっ……悪魔めっ……!」
「鬼のお前が何を言ってるのやら。おっとしかし待てよ? だとしたら妖怪アパートの方に行けばお嬢からばっちりマロンシャンテリーをゲット出来るのか……?」
「そうだな……今妖怪アパートに行けば悪魔の野望も打ち砕けるわけだ」
「その前に仲直りしねーと悪魔所か化け猫に魂取られちまうぞ~。俺と一緒に地獄行きは勘弁だろ」
「心底勘弁だ……いや! でも! 僕の所為じゃないし!」
「ったく……つか一体何でケンカしたんだ? まぁお前らのケンカの内容なんて高が知れてるけど……」
「……それは……」
「おう」
「秋の味覚と言えば秋刀魚か栗か」
「はーい即行謝ってこようか。んでお前秋刀魚とか頑なに言ってお嬢の機嫌損ねたんだろこのバカ野郎空気読めよアホの三期野郎が」
「お前っ……三期野郎をここで出すんじゃねぇ! 秋刀魚は一匹で腹がくっちくなるんだぞ!? それに比べて栗は煮て焼いて皮向いてんで大量に摂取しないとこの冬乗り越えられないだろうが!?」
「機能性じゃない……要は、愛だよ……」
「お前にそれ言われるととことん腹立つな……」
「ってなことでお嬢の所に行って謝って来ようー。そうしようー」
「くそう……僕は何も悪くないのに……」
とかなんとか言って、結局腰を上げる鬼太郎さんでした。
この後は夢子ちゃんとばっちり鉢合わせで悪魔と鬼の壮絶なバトルが再び……笑