2008/11/17 (Mon) 20:42
プレゼント::
「よお、鬼太郎。嬢ちゃん何処だ?」
「…猫娘ならここにはいないぞ」
「え、何だよいつもはここにいるんだろ?」
「いつも…まあ、ある程度は」
「夜と朝以外か…お前もホントなっさけない男だよな~」
「…用が無いなら帰ってくれて構わないよ地獄童子?」
「いやいやいや、まま、そんな事言うなって。実はちょっと相談があってよ」
「君から相談…地獄がらみならもう僕は関わらないよ」
「あ~、いや今回は私情で…」
「やっほ、鬼太郎!」
「猫娘」
「よう、お嬢!元気そうで何よりだぜ」
「あれ、地獄童子…ってあんた、前回規則だの何だのあれだけ言っておいて…」
「まああれはあれ、これはこれ。実は嬢ちゃんにちょっくら相談があってよ」
「あたしに?…まあ、またたび餅でも食べながら話してよ」
「おおっ!お嬢の手作りかっ!?ったくこんなもん毎日食べて幸せもんだな鬼太郎!」
「ああ。解ってるだろうけどこれ僕と父さんに作って来てくれた物だから…」
「解ってる解ってる。そんな貪り食ったりしねえって」
「とか言いながら両手に2個ずつとるなよあんた」
「細かい所気にすんな。それでお嬢、最近の女が欲しがる物ってなんだ?」
「はあ?」
「いや、実はそろそろ幽子の命日でよ。何かプレゼントしようかと思って…」
「まるで誕生日を祝うかのように…」
「死んだ日を記念日にするな」
「お前らな、幽子の命日=俺達が出逢った日なんだぞ。こんなすばらしい日を祝わずしていつ祝す。何時しかこの日は国民の休日となるであろうと俺はふんだ」
「勝手に言ってろよ妄想野郎…」
「それで、お嬢なんて今を生きる女の中の女!何か最近流行りの、女が欲しがるような物知ってると思ってよ。良いアドバイスくれないか?」
「いや、何かわざわざあたしがアドバイスしなくてもさ、あんたらなら何やったって結局上手く行きそうな気がする…」
「幽子さんが欲しがってる物とか無いのか」
「サプライズプレゼントが良い。絶対良い」
「これだから妄想野郎は…」
「あ、じゃアクセサリーなんかは?指輪はちょっとサイズ解らないときついけど、ネックレスとかブレスレットなら絶対喜ぶよ」
「おお、良いな」
「何なら良い店紹介するよ。夢子ちゃんとかも知ってるだろうし」
「何なら今からでも行ってこいよ。鴉が夢子ちゃんの場所知ってるだろうから、ここの所は夢子ちゃんに任せて、さ」
「え、あたしは?」
「君がわざわざ行く必要ないさ。お茶でも飲んでゆっくりしていきなよ。後は一人で大丈夫だろ」
「あ、いや待て、一つだけ問題がある」
「何?」
「―――…金が無い」
「「お前地獄に帰れ」」
こんなふうに幽子に内緒でぼちぼち現世に遊びに来てると良いななんて。
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Comment
Re:お久しぶりです
お久しぶりです明都様~~~~っvv お返事遅くなって本当に申し訳ありません…;;
お気に召して頂けた様で何よりっっ///
そうか…戸田が引き留めたのはそう言う理由だったのか! くそう可愛い所あるじゃねぇか戸田!!(←書いたのお前だろ)
でも童子と猫が仲良くしているのが気に食わない~ってのは戸田にあると思いたいっつーかっっ…良いですね! そんなシチュエーション素敵ですね!! よし! 今度それで行こうっっ!!
嬉しいコメント有難うございましたvv また是非いらしてくださいっ!
お気に召して頂けた様で何よりっっ///
そうか…戸田が引き留めたのはそう言う理由だったのか! くそう可愛い所あるじゃねぇか戸田!!(←書いたのお前だろ)
でも童子と猫が仲良くしているのが気に食わない~ってのは戸田にあると思いたいっつーかっっ…良いですね! そんなシチュエーション素敵ですね!! よし! 今度それで行こうっっ!!
嬉しいコメント有難うございましたvv また是非いらしてくださいっ!