戸田:「二日目~! 朝食も最高に美味しかった……」
松岡:「さあ、そしてやまゆりのお宿で当初行くはずだった花巻を止め……」
戸田:「なんと河童で有名な遠野に行ったゼ! 三平~~~~~!」
松岡:「ここで問題! 遠野の河童は何色でしょう?!」
戸田:「………………緑」
松岡:「ぶぶー。君一体女将さんの話何聞いてたの。正解は赤! 遠野の河童は赤なんだなこれが」
戸田:「赤い河童なんて道中一度も目撃しなかったケド?!」
松岡:「いたじゃんほらこれ」
戸田:「小規模だなおい」
松岡:「駅の方に行かなかったから……でも有名なめがね橋はちゃんと見たよね」
戸田:「似たような橋が多くてどれかわかりづらかった……!」
松岡:「更に風の丘のでっかい風車も見てきました」
松岡:「そしてほら、ここが僕らの行った河童淵のある常堅寺。この裏に河童が住んでいたと言われる小川があるんだよね」
戸田:「皿から水鉄砲出して火事を納めたと言う逸話から、この辺りには狛犬に加えて河童の像があらゆるところに……」
松岡:「でもこの河童の像、♀だよね」
戸田:「お乳の神様とも言われてるんだって。拝むと胸おっきくなるらしいよ」
三田:「貧乳で悩んでる女の子にお勧めねっっ! 早速拝まなくちゃ!」
松岡:「……今誰か来た?」
戸田:「………いや、何も気にしないでくれ」
松岡:「ま、色んな説があるって話だよね。実際水はすごくきれいだったけど、浅くて三平も泳ぐのはキツそうでした」
戸田:「何故か側にぼろっっっぼろの稲荷堂あったしね」
松岡:「そろそろ心霊写真撮れるんじゃない?」
戸田:「僕たち自身が心霊写真みたいなもんだろ」
松岡:「いやいや日光行った時だってホラ、戸田くんの写真すごかったよ」
戸田:「え、何が……」
戸田:「……って普通じゃん。普通の写真ジャン」
松岡:「いやいや、二枚目。二枚目すごいから」
戸田:「すごすぎっっっ!!!!!;;;;」
松岡:「むしろ戸田くんが呼んでるよねこれ絶対」
戸田:「むしろ松岡くんが呼んだんじゃないのコレ!?;; ヤバイよもう呪いじゃん!!??」
松岡:「そして伝承館もちゃんと見てきました」
戸田:「ってスルーかいっっ!!!!」
戸田:「千体のオシラ様見てきたゼ……圧観だった……」
松岡:「怖くて写真も撮れなかったよね。そもそもオシラ様って色んな神様として祀られていて……」
戸田:「馬、恋愛、それに蚕……オシラ様の話自体は結構えぐいんだけどな」
松岡:「馬に恋してその馬殺されて馬の首と一緒にお空の彼方へ」
戸田:「要約しちゃだめだろこの話! 興味のある方は是非遠野物語を読んでね!」
松岡:「あ、戸田くん見て見て。ちゃんとここにもあったよ」
戸田:「え、何が……」
戸田:「ってこれかい!!!!」
松岡:「勿論全部一本ずつ買いました笑」
戸田:「(笑)じゃねーよ! 全くこういうのにどいつもこいつも弱い……ってシャドー●ーン! シャ●ームーン当たったラッキー!!!」
松岡:「一番楽しんでるのは戸田くんだけどね」
戸田:「さて、二日目のお宿は大きな旅館、ホテル紫苑!」
松岡:「大きいだけに人も多かった……静かな旅館が好きだからやっぱりやまゆりの魅力には敵わないけど……」
戸田:「でもやっぱりすっごい良い温泉だったし、ご飯も美味しかったよな!」
松岡:「何より眺めが最高のお部屋でした。岩手山がよく見えるんだ」
戸田:「御所湖のすぐ側だしね。さあ、明日はとうとう盛岡だ~~~~~っっ!!!」
三日目に続く!